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財産相続の税務は生前贈与の記録から整える

財産相続の税務は生前贈与の記録から整える

財産相続では、「何を渡すか」より先に「何を、いつ、誰へ渡したか」を残すことが大切です。生前贈与は相続税を軽くする手段として多くの記事で扱われ、三菱UFJ信託銀行も、生前贈与・財産の組み換え・分割方法の工夫を相続税軽減の対策に挙げています。土谷秀昭税理士事務所としても、税務と相続手続きを分けずに見る姿勢が欠かせないと考えています。

目次

  1. 生前贈与を記録で残す理由
  2. 相続手続きで困りやすい財産整理
  3. 税理士事務所へ相談する前に用意したいもの
  4. 財産相続と相続対策を家族で進める考え方

1. 生前贈与を記録で残す理由

生前贈与は、相続開始時の財産を減らす考え方です。デイライト法律事務所の記事では、相続税率が30%の場合、100万円の生前贈与で相続税が30万円減る例が示されています。ただし、数字だけを見て急ぐのは危険です。

税務で大事なのは、贈与の事実を説明できることです。

  • 贈与した日
  • 渡した相手
  • 財産の内容
  • 家族で合意した流れ

通帳の動きだけでは、あとで家族が迷うことがあります。小遣い帳のように、簡単でも記録を残すと相続手続きが進めやすくなります。

2. 相続手続きで困りやすい財産整理

相続手続きでは、預金や不動産だけでなく、生命保険や借入れも確認します。ベンチャーサポート相続税理士法人の記事では、相続財産の評価を下げる対策や死亡保険金の非課税枠、二次相続への目配りが紹介されています。

意外にも、家族が一番困るのは「税金の計算」より前の段階です。財産の場所が分からないと、分け方も税務の確認も止まります。通帳、保険証券、不動産資料を一つのファイルにまとめるだけでも、相続対策の土台になります。

3. 税理士事務所へ相談する前に用意したいもの

税理士事務所へ相談する時は、すべての資料がそろっていなくても構いません。まずは、分かる範囲で財産の一覧を作ります。

  • 預金口座の金融機関名
  • 不動産の所在地や固定資産税関係の書類
  • 保険契約の有無
  • 過去の生前贈与のメモ

三菱UFJ信託銀行が挙げる「財産の組み換え」や「分割方法の工夫」は、財産の全体像が見えて初めて考えられます。土谷秀昭税理士事務所では、家族が後で話し合いやすい形に整理する視点を大切にしています。

4. 財産相続と相続対策を家族で進める考え方

相続対策は、節税だけでは終わりません。税金が少なくても、家族の間で分け方に納得できなければ、手続きは重くなります。アムエキスポの記事でも、生前贈与、不動産、生命保険を使った相続対策と失敗例が扱われています。

まずは、財産相続の話を「お金の話」だけにしないことです。家、預金、保険を誰がどう使うのか。生前贈与をした理由は何か。小さくても言葉にしておくと、税務の確認もしやすくなります。

財産相続、税務、相続手続きは一本の線でつながっています。生前贈与を記録し、財産を見える形にし、必要な時に税理士事務所へ相談する。これが、家族にとって無理の少ない相続対策につながります。

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